更新日:2007.5.23
第四章 女房に笑顔を、僕に歓びをもたらした夢のお風呂
お風呂は僕にとって最高のごちそうです。
身体が不自由になって、入浴できるありがたさをひしひしと感じるようになりました。
しかし、女房にとっては最も過酷な入浴介護であることも知りました。
女房を楽にしてあげたい。
今まで通り自宅のお風呂を使いながら、女房の負担を軽減したい。
それが僕の願いでした。
そして試行錯誤の上、完成したのがスライドイン・バスⅡ。
肩までゆっくりお風呂に入れる喜びは格別ですが、
何より僕が嬉しいのは、介護する女房の負担がなくなったことです。
一日の疲れをとりながら、きらきら輝く女房の笑顔を取り戻した入浴タイム。
これこそ僕にとって「人生のごちそう」です。
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