更新日:2008.3.12
試されている日本 其の二
■ 米国のわなにはまる
そして日本の近代化の基礎となり、
社会や人間関係の原点であった教育を解体された。
押し付けられた憲法はいまだにそのままで、
友人の櫻井よしこさんによれば、
あの当時日本の憲法を書いたアメリカ人学者は
「まだ使っているのか」と驚いているそうだ。
アメリカ人も、日本人がそれほどまでに従順だと思っていなかった。
表向きは「自由と平等の国アメリカ」だが、
その国家戦略の根幹には数千年の時を超えて
なおしたたかに生き続けるユダヤや中国の知恵が集結されている。
日本に対して、教育を解体し、エコノミックアニマルというブタとして
太らせて狩り取ろうという戦略が練られ実行されてきたのだと感じる。
このシナリオは昭和40年代のアメリカに既にあったと思う。
気概を失い、金にしか価値を見いださないこのブタは、
太りきった時にはもう一度戦争をする気力はないはずだ
とアメリカは思っていたはずだ。
なぜなら、教育と家庭を全部崩壊させているからだ。
わがままで秩序のない人間ばかりつくり出されてきた。
日本の家庭の強さ、秩序の良さ、教育というものが、
アメリカにとっては脅威だった。
一番怖がっていた。それがなくなってしまった。
(次回につづく)
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