■ 今から始めよう

最後に日本人家畜化３Ｓ政策をぶつけた。三つのＳとは、
スクリーン（石原裕次郎などの映画づけ。その後は低俗なテレビ番組づけ）、
スポーツ（力道山、阪神巨人戦、双葉山など、国民はみんな口を開けて熱狂した）、
最後にセックス（セックスアニマルなどとやゆされた）。
これで考えない日本人の出来上がりだ。

このアメリカのＧＨＱ政策に、日本は見事にはまった。
本当に力強かった日本を根底から解体して、太らせた後、
さあグローバルスタンダードだと来た。

このように歴史をざっとみてくると、日本は人類の実験箱だとつくづく思う。
深読みかもしれないが、長い時間かけて仕組まれた、
あまりにもうますぎるわなとしか考えられない。
だからこそ今「闇に活路あり」なのだ。
日本人が自分たちで活路を見いだすべく立ち上がる時なのだ。

私は歴史に試されていると感じる。
40年かかって失ったのなら、40年かけて取り返すつもりで、
長いスキームで考えていくべきだ。
今から始めるしかない。子や孫の時代に花開くように。

（次回につづく）