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春山 満の僕の元気 〜春山 満 コラム集〜

闇に活路あり

第十章其のニ


更新日:2009.6.17
示唆に富むこの女性たち 其のニ

■ しなやかな日本

その櫻井さんと『老いの時代をどう過ごすか』を考える「グッドタイム、人生最良の時」というキーワードで フォーラムを持つことは意義のあることだ、と思った。私はかねがねグッドタイムが日本を変える」と 言い続けてきた。

私がメッセージとして発したかったのは、自己責任で自らの生き方を逆指名するということだ。 本当にこの国を支えて守っていくためには、まず自分と家族を守らなければ始まらない。 守り抜けた者だけが、社会をつくる。これからは「地方が集まって、一つの国をつくる」という発想だ。

私は日本人は「もともと、非常にしなやかな部分を持っている」と思っている。 日本は四つの島国で成り立っており、歴史的に見ると奇跡のように独立独歩で他国から侵略されず 二十一世紀までやってきた。

北条時宗の時代の元寇以来、近くは明治維新や太平洋戦争などさまざまな危機を乗り越えてきたのは、 日本人のしなやかさと勤勉さ、一つの方向を見いだした時に一枚岩になる精神力など優秀な民族性があったからだと思う。

こうした日本とその民族が持つ気概を恐れた米国は、戦後巧妙な戦略で豊かさや快楽を与え、はき違えた自由を 教えるために教育システムを解体した。そして最も巧妙だったのは「女性の社会進出」という大儀名分を掲げて、 日本から「伝統的な母性」と「武士の妻としての気概」を失わせたことだ。

(次回に続く)





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