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商品開発者について
商品開発者プロフィール

24歳より進行性筋ジストロフィーを発症。
首から下の運動機能を全廃。

1988年、全国初の福祉のデパート「ハンディ・コープ」を開業。
1991年、ハンディネットワーク インターナショナル(HNI)を設立、介護・医療のオリジナル商品を開発・販売。幅広いネットワークと、体験を通した独自の視点と着眼で、大手医療法人の総合経営企画・コンサルティング、企業や自治体のプロジェクトに数多く参画。
「医療をコアとした地域ゾーン開発」「医療と提携した地域複合サービス」をキーワードに医療の生き残り策を具現化する独自の経営企画手法は、全国の医療関係者から高い評価を得た。

2003年、米国ビジネスウィーク誌にて『アジアの星』25人に選出。
2005年、オリックス不動産(株)と共同出資し、高齢者住宅運営会社オリックス・リビング(株)を設立。
2007年、財団法人国家基本問題研究所 評議員就任。
2008年、ハワイシニアライフ協会 名誉理事就任。
2014年2月、進行性筋ジストロフィーによる呼吸不全のため60歳で永眠。

おもな受賞歴

2003年、米国ビジネスウィーク誌にて、トヨタ自動車の張富士夫氏らとともに、アジアの代表的な指導者として「アジアの星」に選出される。

STARS ASIA

コンサルタントとして関わった大塚製薬のバリアフリーベンダーマシンが1997年、
通産省(現経済産業省)の提唱によるメロウソサエティフォーラムよりメロウグランプリ最優秀賞受賞

商品開発者からのメッセージ
開発秘話
女房に笑顔を、僕に歓びをもたらした夢のお風呂。

僕は二十六歳の時に進行性筋ジストロフィーという難病の宣告を受け、
それ以来、すさまじいスピードで全身の筋肉は侵されていきました。

走れなくなり、歩けなくなり、手も動かなくなり、
そして今では首から下の運動機能を全て失いました。

僕は身体が不自由になって、入浴が一番のごちそうだと知りました。
でも、女房にとっては、最も過酷な介護であることも知りました。

    

女房を楽にしてあげたい。

今まで通り自宅のお風呂を使いながら、女房の負担を軽減したい。
それが僕の願いでした。

そして試行錯誤の上、完成したのがスライドイン・バス。
肩までゆっくりお風呂に入れる喜びは格別ですが、
何より僕が嬉しいのは、介護する女房の負担がなくなったことです。
一日の疲れをとりながら、きらきら輝く女房の笑顔を取り戻した入浴タイム。

僕が取り戻した「人生のごちそう」です。