■ 導入のきっかけ
--- 施設の紹介をお願いします。
私どもはホームページにも掲載していますように、医療法人寿山会 喜馬病院のグループ施設なので医療度の高い方が入所されます。
--- スライドイン・バスを導入したきっかけを教えてください。
ここの6号館が建つときに重度になっても入浴できるようにということで、理事長が雑誌のインタビューか何かで春山さんの取り組みを知り紹介してもらいました。
そして、理事長がスライドイン・バスを見て「これやー!」ということで決まったんです。
--- お使いになってみていかがですか?
実際使ってみてかなり必要度が高いということがわかりました。
このようなお風呂を使う施設ということは重度の方も入居されるということで、実際今、平均介護度が結構高いんです。平均介護は3近くありまして、どんどん介護度が上がっています。
開設して今年で5年なんですけれども、重度化していっているのが実際のところです。
■ スライドイン・バスを選んだ理由
--- 他にも入浴機器もある中で、なぜスライドイン・バスを選ばれたのですか?
なぜこのスライドイン・バスを導入したのかというと、他に吊る機械とか色々あるんですけれども、それだと入浴される方が不安がられるということがあります。
かつ、湯船に肩まで浸かりたい、深く浸かりたい、という希望も叶えれるとなると、いまのハンディネットワークさんのスライドイン・バスが、ちょうどそれにマッチングしてるんじゃないかな。
■ スライドイン・バスで実際入浴されたご利用者様の声
--- ご利用者様は喜ばれていますか?
特浴の機械も1階に1室だけにありますけれども、それは完全に寝たきりの方、座位の保てない方に使っていただいているだけで、あとはほとんどの方がスライドイン・バスを利用されています。
実際導入して、入居者の方からも「すごく安心して入れる」「ゆっくり入れて嬉しい」という声を聞いています。
今では各階、2階・3階・4階がスライドイン・バスになりました。
各階でゆっくりと入っていただくために、導入させていただいたんですけれども、
有料老人ホームは個浴を謳っていますので、スライドイン・バスを使って肩までゆっくり浸かっていただいて、個浴でお風呂を楽しんでいただくという目的には達していると思うんです。
■ 介護スタッフの負担も軽減
--- 現場の介護スタッフの方にとって、スライドイン・バスはいかかですか?
例えば座位が難しい方がいらっしゃる施設で、吊るタイプのものを使っているところがありますが、入浴される方が吊るのをが嫌られる場合、シャワー浴しかしていないとか、介助者2人がかりで無理やり浴槽に入っていただいているということもあるみたいです。
そうなると介護労働者の負担も大きいですので、今のスライドイン・バスは持ち上げる腰の負担が無いのでいいと思うんです。
■ 導入のきっかけ
--- スライドイン・バスを導入したきっかけを教えて下さい。
スライドイン・バスを初めて知ったのは、インターネットだったんですけれども、当初改修したときには浴槽にスライドイン・バスは全く付いていなかったんですよ。
ただ、やっぱり利用者さんをお迎えするにあたって、どうしてもリフト浴が必要不可欠かなと思ったところがありまして、何か検討していこうと調べた中で春山社長のところのスライドイン・バスを知ることになったんです。
実際にこれを付けてみたら、スタッフも、もちろん利用者さんも、私本人も、このスライドイン・バスが無くしてこの施設を運営することはちょっと難しいのかなと思うくらいです。
■ お客様(ご利用者の方)の評判
--- お客様(ご利用者の方)の評判はいかがですか?
お客様の評判といいますか、この施設にこのスライドイン・バスがあるということで皆さんここを希望してくださいます。
足腰がある程度丈夫で普段は階段を昇ったり降りたりされる方も、一時的に体調が悪い場合など、このスライドイン・バスがあることで安心して入浴していただけるという現実もあります。
このスライドイン・バスには、私達は感謝しています。