HILT（Harmony In Living Together）は、心の“やすらぎ”、介護者の“機能性”、暮らし合う“調和”という3つのキーワードで構成された、画期的な施設対応型システムファニチュアです。
これからの老人福祉施設や老人保健施設、また療養型病床群などにとって「長期化し重度化する入所者の実状」「個室化傾向に相反する介護体制の未解決」「運営し続ける施設の長期展望に則した変化への対応」という3つの問題が解決されないと、調和を持った業務省力化は実現しません。
これらを長期にわたり研究し、運営し続ける施設の個々のニーズに合わせた最適な療養室空間を演出するために開発された“施設対応型システムファニチュア「ヒルト」”で、無駄のない設備計画とトータルコーディネイトを実現します。

■ 安らぎ
療養生活を送る要介護者にとって、最も大切なのは心のやすらぎです。 家族の思い出、人生の節目、友のこと… 。大切な品物、自分だけの身だしなみ、そして心の張り…。このような個々のプライバシーを“思い出キャビネット”に収納してください。暮らし合う療養生活で、最も大切なのは空間のやすらぎです。ベッドサイドから使えて、同時に通路側からも使える“からくりチェスト”、使って快適、納めて便利な“テレビキャビネット”“ワードローブ”など…「ヒルト」が初めて表現する空間のやすらぎをご活用ください。

■ 機能
車椅子の人、手先の不自由な人、四肢の虚弱した人といった要介護者の立場から求められている機能を実現。 また、収納性を第一に、日々の業務のなかでの効率性と省力化を重視した介護者の立場から求められている機能をデザインしました。

■ 調和
ヒルトは、全てのキャビネットが原則として40cmモジュールで構成された、日本で初めての施設対応型システムファニチュアです。