第1章 "弟子 宮内と師匠 春山の出会いから地獄の修行時代"
運命の出会い 序章で述べたが、師匠「春山 満」との運命的な出会いは、とある本屋であった。たまたま、手に取った本が "著者 春山 満 『生き抜く哲学』"
で食い入るように読んだことを今でも覚えている。そして、この本に出会った事だけではなく、更に奇跡的な出会いがあった。 そして、待ち望んだ初対面の場、私の心を動かせるメッセージが「春山 満」から飛び込んできた。「自分と向き合いそして人と向き合う」、「当たり前のことを愚直にやりぬく」といった、私が失いかけていたキーワードをシンプルかつ力強いメッセージで伝えてくれた。 地獄の修行時代 「春山満」が取締役である系列会社に入社したものの、日常の業務を介して憧れの「春山 満」とは中々直接的な接点はないだろうと思っていた。 しかし、とんでもない。 さて、師匠がどういう人か!? 当時、師匠は取締役という立場でありながら、従業員の前でも常に師匠自らが最前線でお客様に向き合っていた。 そして、お客様からのご意見やお叱りを全て受けとめ、必ず早急に「行動」「実践」にて応える。 けっして部下、従業員を信頼していないという訳ではなく、サービスを提供する側として一見ごく当たり前の対応を自らが行っていた。今まで医療・福祉業界において、サービスを提供しているという感覚が薄く、捻じ曲がったこの業界を変えていく事を、師匠「春山 満」が現場の先頭に立ち行っていたのです。 常識に囚われるな! 師匠「春山 満」の教えというのは、現代社会の「不用心」 「不親切」 「不勉強」 の怒りと警鐘である。 ある流行映画の中で、「事件は会議室で起きているんじゃない!現場で起きているんだ!!」というセリフがあるように、組織のトップにいる者が現場、最前線を知らぬケースが多々ある。 よく師匠はこんな言葉を念仏のように繰り返し発していた。 これまでこの様なポリシーが介護業界では確立されず、ボランティア精神の強かったこの業界において、「我々は究極のサービス業である」という理念のもと「春山 満」自らが現場に足を運んでスタッフの教育を行っていた。更に、サービスを受けるお客様に根付いた非常識な考え方を変えていく事にも力を入れているのである。 これは、決して介護業界だけに通じる話ではない。各業界で当たり前のように馴染んでしまった習慣がある。勿論、正しく理解し運営されているものもあるが、非常識な事が常識と化し、これに囚われている事が多い。 ここに、次のビジネスチャンスがある! ちなみに春山道場から巣立ちする頃、 to be continue・・・
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■ 宮内 修 プロフィール
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