本日のテーマは「人生はニコニコ顔で命がけ」。このテーマ・・・(笑)。私は春山 満がニコニコしているところを見たことがない(笑)。だから、何かこのテーマに違和感を感じてしまう(笑)。
さて、私なりにだがこのテーマのポイントは「命がけ」だと思っている。私は命がけで生きてきた人を、まさにその隣で見ていた。その人こそ、春山 満である。言い訳をせず、失くしたものを数えず、自己選択・自己責任で生きる。命がけで生きるとはこういうこと。まさに春山 満そのものである。
しかし、これがなかなかできない。だからまず何か一つをやる。一つならできるかもしれない。言い訳をしないことだけであっても、150%の自分で臨めば何かが変わるかもしれない。
でも、それは綺麗ごとで、どうせ何も変わらない・・・と、おっしゃる方もおられることだろう。それもわかる。今までいろんな失敗をして、できないことが脳にこびりついてしまっているのだ。そして結局いつも言い訳をして終わってしまう。
しかし、それでは変われるわけがない。だから何事もすぐやる。とにかくやってみる。何度もチャレンジして、何度も挫折していい。やらないよりやったほうが断然マシと思って、とにかくやる。そこからしか人生が変わることなどありえないのだから・・・・
「人生はニコニコ顔で命がけ」僕が大好きな言葉の一つである。この言葉は喜びに満ち溢れている時に活きるのではなく、辛い時に心を支え勇気を出させてくれる。そんなこと言ったって辛かったらニコニコなんてできないと言われる方も多いと思う。でもよく考えてみてほしい。例えば、元気のいい居酒屋とろくに挨拶もしない居酒屋と比べて、居心地がいいのはどっちだろう。もしかしたら、愛想のない居酒屋の店主はお店の経営なのか家族のことなのか何か問題を抱えているのかもしれない。普段は元気よくやっていても今日だけ元気がなかったのかもしれない。でもね、客にはそんな話全く関係ない。辛い時こそ笑顔でニコニコしていないと、更に負のスパイラルに入ると僕は思っている。
我社では来客や電話に出る時、とにかく元気よく挨拶することを教育し続けている。そんなの当たり前と思われるかもしれないが、僕からすると9割の会社はできていない。当たり前のことをやり続けることは本来評価に値しないが、ほとんどの会社ができていないから我社が評価されることがある。これってラッキーだと思わないだろうか。もう一度当たり前のことができているか皆さんにも確認してほしい。もしできていないことがあると気付いたら今日から改めるべきだ。
株式会社あすき 代表取締役 会長 1973年3月8日 東京都生まれ。 |
株式会社ハンディネットワーク インターナショナル 春山 満の長男として1985年に生まれる。
高校を卒業後、ハワイの大学へ留学。その後アメリカ ネバダ州のUniversity of Nevada, Las Vegasへ編入。
2007年10月、春山 満からビジネスを学ぶため、株式会社ハンディネットワーク インターナショナルへ入社。
2012年7月、同社 取締役に就任。
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24歳より進行性筋ジストロフィーを発症。首から下の運動機能を全廃。1991年ハンディネットワーク インターナショナル設立。幅広いネットワークと体験を通した独自の視点と着眼で、オリジナル商品の開発や大手医療法人・企業等のコンサルティングなど幅広く活躍。2003年、米国ビジネスウィーク誌にて『アジアの星』25人に選出。 |