今回のテーマは「世の中がどう見るかなんかほっとけ。自分が変われば世界が変わる!」である。これも、春山 満から頻繁に言われた言葉である。哲朗社長が、昔は自分をよく見せようとしていた・・・とラジオの中で話しているが・・・。まあ、誰もが、よく見られたいと思って当然だと思う。「よく見せよう」という行動はかっこ悪いのかもしれない。しかし、なんでもやり続けたら、かっこ悪いことでもよく見える。
どこかで忘れてしまっていないだろうか?我武者羅にわき目も振らずに頑張ったことを・・・新入社員のころのような新鮮な気持ちを・・・周りなんて気にせず無我夢中で遊んだ日々を・・・まあいろいろあると思うのだが。皆それぞれかっこなんてつけずに頑張った日々があった。そしてそれがかっこよかった。それなのになぜ今、小手先だけでかっこをつけるのだろうか?
ここで、大切な春山 満語録を追加する。
「慣れるな!照れるな!躊躇うな!」
皆様、この言葉を忘れてしまっていないだろうか?だから、「いいように見られたい」と思うのである。この言葉どおり原点に立ち返れば、かっこ悪くても必ずかっこよく見えてくる。
忘れていた日々を思い出し、我武者羅に「慣れるな!照れるな!躊躇うな!」
これを実践してみませんか?
僕はこのメッセージに対してあまり大きなことは言えない。なぜかというと、僕も以前は人にどう見られるかを気にし過ぎていたからだ。「春山 満の息子だから」とか「春山 満の息子として」とか妙に格好をつけようとしていた。変なプライドが強かったのだろう。一方で春山 満の息子と悟られないように振る舞おうとしていたことも事実。こうなってくると矛盾だらけで、自分から完全に迷宮入りしてしまっている(笑)。
今考えてみると僕は数えきれないぐらいバカにされてきた。お蔭さまで大いにタフになったと自負している。何を言われようが、どう見られようが好きにしてもらっていいと今は思っている。一番やってはいけないこと、それは良く見られたいからというだけで、自分の考えや信念を曲げてしまうこと。出る杭は打たれるという諺があるが、出過ぎた杭は打たれないということを僕はいろんな方から学んだ。目指すは出過ぎた杭、目いっぱい突き抜けようと思う。
株式会社あすき 代表取締役 会長 1973年3月8日 東京都生まれ。 |
株式会社ハンディネットワーク インターナショナル 春山 満の長男として1985年に生まれる。
高校を卒業後、ハワイの大学へ留学。その後アメリカ ネバダ州のUniversity of Nevada, Las Vegasへ編入。
2007年10月、春山 満からビジネスを学ぶため、株式会社ハンディネットワーク インターナショナルへ入社。
2012年7月、同社 取締役に就任。
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24歳より進行性筋ジストロフィーを発症。首から下の運動機能を全廃。1991年ハンディネットワーク インターナショナル設立。幅広いネットワークと体験を通した独自の視点と着眼で、オリジナル商品の開発や大手医療法人・企業等のコンサルティングなど幅広く活躍。2003年、米国ビジネスウィーク誌にて『アジアの星』25人に選出。 |