本日のゲストはカレー倶楽部ルウ・代表取締役社長こと「ルウ王子」日置純彦さん。私がたびたびご紹介している、変なカレー屋さんである(笑)。信念のある変人である(笑)。ラジオの中でルウ王子が「先行者利益」という言い方をしているが・・・確かに何事も早くはじめることが有利なのは間違いない。
しかし例えば、SuicaやICOCAのような電子マネーがあるが、先行していたのはどこの会社だっただろうか?決してSuicaやICOCAが先行していたわけではない。全く違う会社が先行者だった。だから必ずしも一番最初に走り始めたからといって勝てるわけではないのだ。もしかしたら、先行者利益とは、本当は小さいことなのかもしれない。
ルウ王子はSNS、いわゆるソーシャルネットワークを駆使して、カレー倶楽部ルウの名前を世に拡げてきた。ルウ王子がまず最初に取り組んだのは、ミクシィ―である。そしてその後、ブログ、ツイッター、フェイスブック、インスタグラムという順序で拡げていったようだが・・・皆さまにも是非一度ルウ王子のソーシャルネットワークを見ていただきたい。本当にマメに毎日、何年もの間丁寧に継続してきているかがわかる。ここだと思う。見ていただいたらわかると思うが、ルウ王子のように、「何かにとりつかれたのか?」と思うぐらい、ものごとに必死になることはできるだろうか?それが例え何であろうが一つのことに集中できるだろうか?結局、そう簡単に先行者利益なんてないんだと思う。
人が間違っているということでも、わき目もふらず、何かに夢中になる。それは結果という形で返ってくるのである。私たちも、それぞれが本当に夢中になれるものを持っているはずである。それを、突き抜けるまでチャレンジしてみてはどうだろうか?
今回のゲストはかねてから怪しいという噂を耳にしていたカレー倶楽部のルウ王子こと日置純彦さんだ。ラジオではなかなか伝わらないがテレビでも度々登場しているのでご存知の方も多いだろう。特徴はなんといっても黄色のフェイスマスクをかぶり、おでこに縦の赤文字で「るう」と書かれている。一見変な人に見えるが、実はカレー界の革命児とも言える存在で大変活躍されている。
人物は言うに及ばず、自慢のメニューであるカレーもインパクトがある。その名も「チキン南蛮カレー」だ。ルウ王子は宮崎県の都城市でカレー屋を営み今では東京、大阪と各都心にも店舗をフランチャイズ展開されている。なぜここまで注目されるようになったのかなど詳しくは放送内容を聴いてもらいたい。
ルウ王子と出会い、色んな話を伺う中でただ一言いえることがある。なりふり構わず目的を達成するためにがむしゃらに頑張ることが世の中を変えるということ。これはルウ王子の生き様を見て改めて気づいたことだ。我々はよく選り好みし人の目を気にして大胆なことができなくなっている。出る杭は打たれると言うが、出過ぎた杭は誰にも打てなくなるのをルウ王子から学んだ。
株式会社あすき 代表取締役 会長 1973年3月8日 東京都生まれ。 |
株式会社ハンディネットワーク インターナショナル 春山 満の長男として1985年に生まれる。
高校を卒業後、ハワイの大学へ留学。その後アメリカ ネバダ州のUniversity of Nevada, Las Vegasへ編入。
2007年10月、春山 満からビジネスを学ぶため、株式会社ハンディネットワーク インターナショナルへ入社。
2012年7月、同社 取締役に就任。
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24歳より進行性筋ジストロフィーを発症。首から下の運動機能を全廃。1991年ハンディネットワーク インターナショナル設立。幅広いネットワークと体験を通した独自の視点と着眼で、オリジナル商品の開発や大手医療法人・企業等のコンサルティングなど幅広く活躍。2003年、米国ビジネスウィーク誌にて『アジアの星』25人に選出。 |