正しい座りの条件、足の裏をしっかり床につける理由

高齢者など長時間座る方にとって座っていることは思いのほか疲れるものです。疲れにくい座り方のポイントのひとつに、「座ったときに足の裏がしっかりと床につく」ことが挙げられます。足の裏を床にしっかりとつけて座ることがなぜ大切なのかを以下にまとめました。

姿勢を安定させる

足の裏が床につくことで、体のバランスが保たれ、安定した姿勢を維持することができます。これにより、体が右や左に傾くことや、転倒リスクを防ぐことができます。

脊柱の負担を軽減する 

足が床につくことで、体重が適切に分散され、脊柱への負担を軽減します。これにより、腰痛や背中の痛みを防ぐことができます。

血行を促進させる

足の裏が床につくことで、足の血行が良くなります。血行が良くなることで、冷え性やむくみの改善に繋がり、足の健康を維持することができます。

疲労を軽減する

座った状態で足が浮いていると、体に無理な負担がかかり、疲れやすくなります。足の裏が床につくことで、疲労を軽減できます。

足の裏がしっかりつかない場合の対策は・・・

椅子の高さを調節するか、足置きを使用して足を支えることで改善できます。また、定期的に立ち上がって歩くことも、長時間座る疲れを軽減します。

まとめ

このような理由から、高齢者など長時間座る方にとっては座るときに足の裏が床にしっかりつくことが重要だと言えます。椅子選びも含め、適切な座り方を心掛けることで、快適な座り心地を実現し、健康にも役立てることができます。