コロナ禍を乗り越えて、インドネシア介護人材が来日しました
新型コロナウイルスをめぐる国の水際対策が緩和されたことを受けて、在留資「特定技能」で京都府・岡山県の介護施設で働く予定のインドネシアからの介護人材7人が3月25日に入国しました。7人は採用から1年以上たってようやく来日することができ、日本政府がインドネシアから入国した人に求めている4日間の隔離期間を経て4月1日から京都府亀岡市と岡山県岡山市にある3つの介護施設で働く予定です。
3月25日の朝7時台に成田空港に到着し、PCR検査~入国手続きを経て、日本政府が用意したホテルに到着したのが18時過ぎでした。約8時間のフライト後に12時間以上空港で待たされたため、流石に疲れた様子を見せていました。26日と27日は十分に休息を取ったので、3月28日のPCR検査で陰性を確認後、成田空港で初めて対面した時は元気いっぱいでした。そこから京都・岡山へ移動し、4月1日に無事入社を迎えました。
来日した全員がインドネシアの医療系大学・短期大学を卒業しており、しっかりとした医療知識を有しています。また、インドネシアは大家族の家庭で育つ人も多いため、高齢者の世話が得意な人材が多いです。いつ来日できるか不透明な中でもモチベーションを維持し続けられる精神的な強さは、介護という厳しい仕事においても、自らを支える礎となるでしょう。
人手不足が深刻な介護業界において、外国人材の受け入れは避けて通れない課題です。当社では一人でも多くの人材を受け入れられるよう、現地日本語学校とタイアップして質の高い介護教育・日本語教育を行って参ります。