高齢者が座る椅子、キャスターを付けても大丈夫?

高齢者が座る椅子にキャスターをつけるのは、安全面で心配はありますが、お年寄りが座ったまま少し方向転換するときなど便利なためキャスター付きの椅子を希望される場合もあります。以下にキャスターをつける場合の注意点をまとめました。

安全性を確認する

キャスターを取り付ける前に、椅子の脚が十分にしっかりしているか確認してください。椅子が不安定である場合は、キャスターをつけることで更に不安定になる恐れがあります。

床面に合ったキャスターを選ぶ 

キャスターの種類によっては、床面に傷をつけることがあります。特に、硬い床材やフローリングなどの木製床の場合は注意が必要です。キャスターをつける前に、床面に合ったキャスターを選びましょう。

ストッパー機能を確認する

キャスターにはストッパー機能がついているものがあります。高齢者が座る椅子にキャスターをつける場合は、ストッパー機能があるキャスターを選び、適切に使用するようにしてください。

慣れないうちは注意が必要

キャスターがついた椅子は、普通の椅子より動きが軽いので慣れるまでは十分に注意が必要です。特に高齢者の方は、転倒やバランスを崩す恐れがあるためご家族や周りの方も注意してください。

まとめ

以上のように、高齢者の椅子にキャスターをつける場合は安全に留意して使用するように心がけましょう。