TVや新聞で大賑わい、国会は大揺れの後期高齢者医療制度に春山が“渇”!
大きな批判の的となっている後期高齢者医療制度。制度の中身や背景を論じることなく、保険料を天引きされたことへの不満ばかりがクローズアップされている現状に春山が一石を投じました。「医療はただ同然」という誤った認識、「コンビニ診療」で多くの医師や病院が稼いでいる一方で、夜間の救急医が疲弊しているいびつな医療を正す好機だと説く春山。欧米に比べ日本の医療がいかにいびつであるかを数字で証明し、コストを意識しない医療・介護はありえない、その認識からスタートして医療・介護のあり方を議論すべきだと伝えています。
“痛みを避けていては、私たちが子供や孫の世代の加害者となることを忘れてはいけない”
この目からウロコが落ちる春山のメッセージに後期高齢者医療制度を政争の具する国会、既得権を守る盾にする医師会、無責任な評論を続ける国民や一部マスコミもびっくり!?
以下、毎日新聞掲載記事より…
後期高齢者医療制度が大きな批判の的になっている。
参院では、野党が提出した廃止法案が可決された。
たしかに、政府や市町村の準備、説明責任はあまりに不十分だった。
保険料を天引きされたことへの不満を訴えるお年寄りの声ばかりを情緒的に報じ、制度の中身や背景を伝えようとしなかった一部マスコミにも、混乱を拡大させた責任がある。
しかし、こうした運用の問題と制度の問題を混同してはならない。
制度自体は、いびつな日本の医療を変える可能性を秘めていると思う。
「高齢者の医療には応分の負担が伴う」
「高福祉を求めるなら高負担を」
という当たり前のことを確認し、医療や介護についての国民の意識を変えるきっかけになると考える。
老人医療費は73年に無料化された。
83年から一部負担となったが、「医療はただ同然」という誤った認識を広めてしまった。
そして多くの病院を作りすぎた結果、安易に病院に通う「コンビニ診療」と大量の療養病床を生んだ。
「コンビニ診療」で多くの医師や病院が稼いでいる一方で、夜間の救急医は疲弊している。
人口1000人当たりの病床数は、米国が3・2であるのに対し、日本は14・1と4・4倍に上り、65歳以上のお年寄りが病院で人生の最期を迎える率は82%で、これも欧米の約3〜4倍だ。
病院は暮らす場所ではないのに、入院という名目で療養させれば医療費を請求できるという出来高払いの仕組みが、療養病床と高齢者医療費高騰の温床だが、医師会はこの既得権益を手放そうとしない。
療養病床は廃止して、療養が必要な人を支える施設の整備を急ぐべきだ。
検査漬け、薬漬けを避けるための「かかりつけ医制度」は英国などではとっくに行われているのに、日本では後期高齢者医療制度でやっと導入されたほど遅れている。
私は進行性筋ジストロフィーのため車いす生活をしながら介護ビジネスを展開しているが、私からは、こうした医療のいびつな姿が見える。
健全な医療や介護のためには、「自己責任」「子どもや孫の世代にツケを送らない」が原則だ。
後期高齢者医療制度が75歳で線引きしたことへの批判は強いが、給付と負担の明確化を考えるならば、75歳で別のスキームを設けることは間違いではない。
真の困窮者への減免措置などは検討すべきだが、日本の75歳以上の高齢者の平均預貯金や資産は貧しいというレベルではない。
だれもかれもが被害者であるかのような無責任な評論を続け、「負担できる人は応分の負担を」と言わずに、後期高齢者医療制度を政争の具にしたり、既得権を守る盾とすることは、もはや許されない。
私はかねて、日本の医療と介護について「2階建てバスの構造を」と主張している。
1階部分は基本的な最低限のサービスを提供する。
国民皆保険制度や介護保険制度がこれに当たる。
2階は自己責任の部分だ。
余裕のある人はそれぞれ可能な負担に応じてサービスを受ける。
ここは民間サービスの分野だ。
自己責任に基づき、自らの負担に応じて医療と介護を選択するのだ。
コストを意識しない医療・介護はありえない。
その認識からスタートして医療・介護のあり方を議論すべきだ。
後期高齢者医療制度がそのきっかけとなり、いびつな医療を正すチャンスとなる。
痛みを避けていては、私たちが子供や孫の世代の加害者となることを忘れてはいけない。
スーパーモーニング恒例の“春山シリーズ”に放送直後から大反響!!
テレビ朝日系列「スーパーモーニング」で春山夫妻が特集されました。
毎回好評の“春山シリーズ”ですが、今回は今までとは違うドキュメンタリーとなりました。
いつも傍で見守ってきた妻が語る人間春山 満・・・。
初めて明かされる夫妻の軌跡に全国から反響続出です。
ドラッグトピックス [2008年6月9日]
「春山AN計画」特集!!
ヘルスケア総合情報週刊紙ドラッグトピックスに「春山AN計画」が特集されました。
廃止が決まった介護療養型病床群に変わる「春山アシステッドナーシング(AN)計画」とは・・・!?
6月22日開催の特別講演会やアシステッドナーシングのコンセプトなど情報満載の記事となりました。
「春山AN計画」がいよいよ始動します。
春山夫妻の軌跡 感動ドキュメンタリー全国放送!放映直後から大反響!!
テレビ朝日系列「テレメンタリー2008」で春山夫妻のドキュメンタリーが全国で放送されました。
ビジネスに邁進するHNI代表 春山満の傍にはいつも妻の姿が・・・。
妻がみてきた人間春山 満とは!?
今回は今までとは違う新たなパターンのドキュメンタリー。
10年以上に渡る長期取材で明かされる夫妻の軌跡・・・。
カメラが追った2人が歩む“ワクワクするような人生”に反響続出です!
HNI代表 春山 満が生出演! 今、世間を賑わす“後期高齢者医療制度”について物申す!!
HNI代表 春山 満がテレビ朝日の情報番組「やじうまプラス」に電話で生出演しました。
連日新聞紙面やTVで批判が繰り返される後期高齢者医療制度。
制度の内容よりも、年金から保険料が天引きされることばかりに注目する報道。それとは全く異なる春山のコメントに静まり返るスタジオ。
司会者は無言、コメンテーターを巻込み放送事故かと思うようなシーンも…。
その模様を視聴者がブログに掲載するなど、ちょっとした波紋を呼ぶ
!?
以下、春山 満のコメント…
後期高齢者医療制度はこれからの日本において必要な制度で、医療を変える革新的な制度である。
昨日、今日決まった制度ではなく、新しい日本をつくるための礎となる計画された制度であると伝えられていないことが残念だ。
全く新しい制度が始まるときに抵抗が生まれるのは仕方がないことであり、誰もが等しく均等に医療を支えるために義務を果たしていく、
その上で天引きということは、オーストラリアや各国でも行っていることである。
ただし、私たち国民がこの制度を理解し、痛みがあるが次の世代のために医療を守らなければならない、自分たちが自己責任を持ち、
支払えない人はどうするかといった新しい減免など議論の元に周知徹底し、準備万端の元に4/1からスターとさせるべきであった。
それにも関わらず、それを怠っていた政府、各役所、地方自治体に今回の混乱の責任はある。
しかし、この制度は第一歩であると考える。ここからスタートし、医療そのものの在り方や、医療費は国民が何から担うのか、
自己責任で自己選択する、大人の選択を日本は始めていかなければならない。
朝日ファミリー [2008年3月7日]
連載「春山 満の目からウロコJ」
“限りある今日を精いっぱい生きる”
朝日ファミリーの連載「春山 満の目からウロコ」。最終回はHNI代表春山が、失くしたからこそ見つけた限りある力と可能性について語る。人生は、実に面白い。人生は、人と比べるものじゃない。大切なのはこの一瞬、この一日と語っています。
朝日ファミリー [2008年2月1日]
連載「春山 満の目からウロコI」
“互いに学び、育ち合っていく場”
朝日ファミリーの連載「春山 満の目からウロコ」。第10回目はHNI代表春山が春山流会社論を述べる。「しっかり学び、基本を大事に、わからないことに素直になる。人生も仕事も大切なのは“おもろい”と感じられるかどうか。苦しみの中から喜びと面白さを見つけよう」と語っています。
朝日ファミリー [2008年1月10日]
連載「春山 満の目からウロコH」
“海老のようにマグロのように”
朝日ファミリーの連載「春山 満の目からウロコ」。第9回目はHNI代表春山が年頭の誓いを述べる。
「命ある限り殻を脱ぎ続け苦しみの中で変化を楽しむ海老にあこがれ、命ある限りマグロのように大海を泳ぎたい。今年の僕は“海老マグロ”を目指そう」と語っています。