更新日:2010.8.27
命を知り、命を立てる 其の三
■ まだまだ余力ある
ああしたい、こうしたい、このような人物になりたい。このような仕事がしたい。
こういった自らが責任を持ち、自らが行動し、そして自らの努力と意志で憧れへと近づく。
この精神こそ「命を立てる」意味だと納得し、悩みながらも迷いながらもその都度気を立て直し、勇気を振り絞って、
一歩ずつ一歩ずつ歩んできたような気がする。
なくしたものを数えるな。残っている力を百二十パーセント発揮することで必ず道は開けることを確信した。
コップに三分の一残った水をみて「あーあ、もう三分の二もなくなった」とみるのか、
「ラッキー、まだ三分の一も残っている」と目を輝かせるのか。
これによって、宿命に流される人生と、立命に邁進する人生とに分かれる。
日本には底力がある。
そして、見つめ直せば、まだまだ余力がある。
(次回に続く)
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