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春山 満の僕の元気 〜春山 満  コラム集〜

闇に活路あり

第二十六章其の一


更新日:2011.7.15
鳥の目と虫の目 其の一

わが社の一日の始まりは全員が参加する朝礼に始まる。年がら年中出張がちの私も、できる限り朝一番の朝礼には スタッフの一員となって参加する。

■ 時代の「風と匂い」

多くの企業が行っている前日の売り上げや営業報告に加えて少しユニークな点は、その事例報告を毎日受けた中で私が必ずトピックスを紹介する。

それは、昨日ある病院の理事長とこういう計画について打ち合せをした、ある地方の大手企業との経営企画でこういううねりを感じる、今世の中はこう動いている、 この企業はなぜこういう形で飛びついてきたのか、それはこういう背景があるからだ・・・。
私が感じる時代の「風と匂(にお)い」を、パートの女性スタッフも含めた全員に、その日その日のトピックスとして伝える。

各地を回る営業マンに求めるのは、営業の報告だけではない。今担当している地域でどのような動きが起きているか、そこで営業をしていくにはどう考えればよいのか。 質問をぶつけて答えを引き出す。

毎週一回、週初めの早朝に行われるマンデーセミナーという習慣も、ここ数年間欠かしたことがない。

社員一人ずつが持ち時間三十分の中で、それぞれが設定したテーマに基づいてメッセージを伝える。 テーマ設定に何の条件も制限もない。あるものは組織や仕事をテーマとし、あるものは家庭や世の中をテーマとする。 祖母を看取った経験からその終末期に請求された医療費総額を、レセプトのコピーをもとに数値化したユニークな事例もあった。三十分のメッセージをうけて全員参加の質疑応答が始まる。

(次回に続く)






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