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春山 満の僕の元気 〜春山 満 コラム集〜

闇に活路あり

第二十七章其の一


更新日:2011.8.26
極意は「壺中の天」 其の一

ビジネスとは究極のゲームであると私は考える。勝ち上がるには必ず勝つセオリーに則(のっと)られなければならず、負け落ちた道を冷静に 振り返れば、必ず負け落ちるセオリーを追いかけていたことに気づく。

■ 心の持ち方で変化

そして、なんといってもビジネスの醍醐味(だいごみ)とは、その都度その都度の明快な答えが示されないことだ。
少し成功して慢心が生まれると、それが奈落の底へ引き落とすトンネルの入り口だったり、地獄の底に落ちたと震え上がっても、そこでダイヤモンドの原石を拾ったり。
人生というレースもしかり。

大切なのはやがて人生のゲームを終えたとき、自分という幹にどれだけ豊かな葉を茂らせることができたか。

そんなに背丈は高くないが幹がしっかりして枝ぶりもよく均等に伸びた人生という樹。これも一つの結果。枝ぶりはそれほど立派ではないが真っすぐに伸びてきた人生という樹。これもまた一つの成果。 それは決して人と比較するものではない。

ただ、私たちはこの人生というレース、ビジネスというゲームの中で、何度か越えられない壁を迎えることがある。 「もうだめだ、これで全てアウト」とくじけそうになる場合。そして「もうだめだ、どうにも行き詰まりだ」と途方に暮れてしまう場合。しかし、 もうだめだ、行き詰まりだと思う一方、きっと何か手はあるぞと寒さに震えながらも暗中模索の末に道を見いだす場合。

同じ事例に遭遇しても、心の持ち方一つで人生もビジネスも変化する。

(次回に続く)





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