第44章 「人生最良の時を誰とどこで過ごすかが大切。
老いは、人生の集大成の時期やで〜!」
グッドタイム・・・海外では、日本でいう老後を迎え第一線を退いた世代を、このように表現し、『人生最良の時』という。仕事を引退し、これから穏やかな人生を謳歌しようという考えなのである。ただ、グッドタイムと言われてもピンとこない方々がほとんどではないだろうか。これは私もそうだが、そもそも年老いていき、結果的に心身ともに衰える時期を迎えることが何故『人生最良の時』なのだろうか?人は誰しも老いるのが恐いものだと思う。「いつまでも若くいたい」というのが人間の永遠の願いである。ただこれは現実としてどんな偉い人、金持ち、資産家であろうが、皆同じように老いていく。
それが分かれば、やることはただ一つ!皆平等に与えられた今この時を大切にし、毎日後悔しないように生きようと私は日々行動している。今何が自分にとって最も重要で、何をやらなければならないのか、本当に深く考させられる。今こうやって悩んでいても時間は流れ、時を刻み確実に年老いているのだ。そして、今は30代であってもいずれ私たちも死を迎え死んだ後は、素晴らしい家族も仲間も、無理して買った高額なマンションや家も何もかも失ってしまう。素晴らしい家族も仲間も、心では繋がっていても、この世からは別れを告げなければならない。
今という時間を一生懸命に生き抜かなければ、未来のグッドタイムなし!
このメッセージに気付いた方から、
宮内 修 プロフィール
アイシーズ株式会社 代表取締役 1973年3月に父 宮内 義彦(現オリックス株式会社 取締役兼代表執行役員・グループCEO)の次男として生まれる。 |
春山 満 プロフィール
株式会社ハンディネットワーク インターナショナル 24歳より進行性筋ジストロフィーを発症。現在首から下の運動機能を全廃。1991年ハンディネットワーク インターナショナル設立。幅広いネットワークと体験を通した独自の視点と着眼で、オリジナル商品の開発や大手医療法人・企業等のコンサルティングなど幅広く活躍。2003年、米国ビジネスウィーク誌にて『アジアの星』25人に選出。 |
ドラ息子企画 編集者 春山 哲朗
編集者 略歴 |