第51章 「自分が変われば世界は変わるぞ。みんな、気持ちを切り替えよう!」
ラジオ「若者よ、だまされるな!」の放送がスタートし、一年が経つ。ということは、私もラジオ内容をテーマに本コラムを一年間書き続けた事になる。「継続は力なり」とよくいうが、気がつけば初めての著書「若者よ、だまされるな!」を共著の一人として出版する事もできた。
私の基本は間違いなく春山 満の言葉、行動を噛み締め、それを自分の人生のガイドラインとしてきた。春山 満からいつも言われてきたが、最後はやはり自分で人生のガイドラインをつくり、憧れや目標に向かい、自らの足で強く生き抜かねばならない。私は春山 満の永遠の一番弟子。生き方の道しるべは決して変わらないが、私にはもう一つの使命がある。
それは「春山 満を超える!」という事だ。いつかは宮内修という生き方をガイドラインとして確立し、誰かの力になりたい、そのように思っている。憧れに追い付き、超えたいと思えばこそ、それが真の憧れとなる。
ラジオ「若者よ、だまされるな!」もいよいよ放送2年目に突入し、次は春山 満に「かかってこんかい!」と書けるようなコラムにしていきたい(笑)と心の底では思っている。だからこそ、これからもより多くの事にチャレンジし、そして多くの人と関わり、様々な事を学びたいと思っている。
私は、まだまだ発展途上。これから先、何が起こるのか誰にもわからない。良いこともあれば、悪いこともあるだろう。私のもう一人の師匠、西田文郎先生も言っているが、真剣に、本気で生きている人間にしか起こらない「裏目」。適当に過ごしている人には裏目すらもでない。
必死になっているからこそ、人生の壁が立ちはだかり試される時が必ずくる。その時は大きな壁に見えても乗り越えてみたら、たいした壁ではなかったと思う事はよくある。大きな壁に直面しても逃げずにチャレンジし、次の宮内修へと変化し続けていきたいと思っている。
宮内 修 プロフィール
アイシーズ株式会社 代表取締役 1973年3月に父 宮内 義彦(現オリックス株式会社 取締役兼代表執行役員・グループCEO)の次男として生まれる。 |
春山 満 プロフィール
株式会社ハンディネットワーク インターナショナル 24歳より進行性筋ジストロフィーを発症。現在首から下の運動機能を全廃。1991年ハンディネットワーク インターナショナル設立。幅広いネットワークと体験を通した独自の視点と着眼で、オリジナル商品の開発や大手医療法人・企業等のコンサルティングなど幅広く活躍。2003年、米国ビジネスウィーク誌にて『アジアの星』25人に選出。 |
ドラ息子企画 編集者 春山 哲朗
編集者 略歴 |