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第46章 「学ぶ事は大事やで〜。ただ詰め込みだけの受験パスの様な、

                        そんな勉強は何の役にも立たんぞ〜! 」


今の大学生は3年生から就職活動しても既に遅いと言われている。春山もラジオで「いったい大学とは何をしに行くところなのか?」「いっそのこと大学と言う名をやめて就職ライセンス取得校に変えろ!」とまで言っている。確かに大学とは、そもそも何をしに行くのであろうか。自分が大学で学んだことが今どのように役に立っているのか・・・と思うと、実践的な部分に関しては役に立たない事がほとんどだ(笑)。ただ私は体育会ラグビー部だったので、先輩や後輩とのコミュニケーションを通じて、人間関係に於いての常識、非常識などは叩きこまれた。だから大学に行った事が無駄であったかと言われれば、決してそうではない。大学での勉学に関してというよりも、私にとっての大学とは学問を学びに行ったこと以上に、多くの人と関わりコミュニケーションというものを学んだ。今その頃を振り返って思うことは、大学に行く行かないは関係なく、何か本当に1つの事をより深く突き詰めて学んでおけばよかったと思っている。それは学問だけではなく、なんでも良い。接客のプロになりたければ接客業を学べばいいし、料理人になりたければそれもまた素晴らしい事。英語を学びたければ大学なんていかなくてももっと学べる場所や方法はある。

私はもうすぐ40歳になる。昔はこれもあれもしなければいけないと思っていたが、今は自分の長所だけを研ぎ澄まし、更に伸ばそうと考えている。時には一度社会に出た後に、あらためて大学に行き、突き詰めた学びが必要な人もいるかもしれない。その場合は、その人が突き詰めるべき分野で一流の大学に行って学べばいい。人間にはそれぞれの役割があり、自分が得意とする分野もある。それらが作用し社会がまわっていると私は思う。だから、どうにもこうにもならないことはさっさと諦めましょう!!ただ、これは決してすぐに諦めてしまうという甘えではない。リスタートするためには、それ相応の決断も必要となる。自分にできること、すべきことを、より速く行動に移すということは、確固たる覚悟がないとできないと私は思っている。

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  宮内 修 プロフィール

アイシーズ株式会社 代表取締役

1973年3月に父 宮内 義彦(現オリックス株式会社 取締役兼代表執行役員・グループCEO)の次男として生まれる。
大学卒業後、ミズノ株式会社へ入社しゴルフ用品の販売を主に手がける。その後、オリックス・リビング株式会社に入社し有料老人ホームの開発や営業、運営の責任者を歴任。 2008年10月に有料老人ホームや高齢者専用賃貸住宅を紹介するアイシーズ株式会社を設立し、代表取締役に就任する。



  春山 満 プロフィール

株式会社ハンディネットワーク インターナショナル
代表取締役

24歳より進行性筋ジストロフィーを発症。現在首から下の運動機能を全廃。1991年ハンディネットワーク インターナショナル設立。幅広いネットワークと体験を通した独自の視点と着眼で、オリジナル商品の開発や大手医療法人・企業等のコンサルティングなど幅広く活躍。2003年、米国ビジネスウィーク誌にて『アジアの星』25人に選出。
2005年、オリックス不動産(株)と共同出資で、高齢者住宅運営会社オリックス・リビング(株)を設立。2008年、ハワイシニアライフ協会名誉理事就任。



  ドラ息子企画 編集者 春山 哲朗

編集者 略歴
1985年     春山満の長男として生まれる
2006年     トランスパシフィック ハワイカレッジ卒業
          ネバダ大学(UNLV)編入
2007年 7月  同校中退
     10月  株式会社ハンディネットワーク インターナショナル入社
2010年 7月  株式会社エイチ ビー イー 出向
         Haru Colle 事業推進室 室長
     8月  共著 春山 満 & 春山 哲朗 『脳から血〜でるほど考えろ!!』出版
        (週刊住宅新聞社)

【編集者からの一言】
本企画の編集をしています春山哲朗です。現在Haru Colle事業推進室にて弊社代表取締役であり、私の父でもある春山 満の考え方を色んな角度から皆様にお伝えしていく事業を行っています。現在、閉塞感が漂う日本へ父の力強い生き方や考えを少しでも皆様の参考にして頂ければ幸いです。本企画は、父の一番弟子である宮内氏が父の生き抜く哲学を解釈し解説しています。何かご不明な点やアドバイスがありましたら、今後の企画向上の参考にさせて頂きますのでご意見ボックスへお気軽にご投稿下さい。