第65章 「絶対変えてはいけない事の本質を守りながら手先足先は、
しなやかに変化する・・『不易流行』を忘れたらあかんぞ〜!! 」
今回の放送では、春山は大飯原発の再稼働問題の大阪広域連合とその対応について毒舌全開で語っている。とにかく、「変えてはならない事がある」という事を私たちに伝えている。
さて、私ごとではあるが、私が朝目覚めてから必ずやることがある。それは、「目標を書く事」。なんかうさん臭い自己啓発っぽく思われてしまうかもしれないが・・・(笑)。これは、憧れの人へ近づく為に毎日かかさず私はおこなっている。私にとっては当たり前の、決して変えてはならない習慣なのだ。
それでは、皆様は身近な生活の上で変えてはいけない事をもっているだろうか?例えば、大きな声で挨拶する、靴は揃える、赤信号は渡らない・・・。当たり前の話ではあるが、これらも意識している人からすれば変えられないことだと思わないだろうか?変えられない、当たり前の事が私も含め、しっかりとできているのか?下記、私がとても感銘を受けた言葉を紹介する。著書「準備力」の著者である遠藤友彦さんは平成16年の駒大苫小牧高校野球部全国制覇の陰の立役者としても一役有名になり、『駒苫の知恵袋』として活躍し、弱者の戦いで強者に立ち向かう「メンタルの魔術師」と呼ばれている。その著書の一部にこのような記述がある。
『当たり前のことをしっかり積み重ねることが重要。例えば赤信号を渡らないと決めたら絶対に渡らない。当たり前のことの積み重ねが律する気持ち、徹底する心が自分を強くしていきます。他に流される弱い心ではいけない。』
当たり前の習慣が自分の幹を作る。私はそのように思っている。それが春山のいう「変えてはならないこと」と共通するのではないだろうか?とにかく政治、企業、そして日本が当たり前の心を置き忘れているような気がする。当たり前の習慣がないと、「変えてはならない」という幹もできない。自分を律し、もう一度「当たり前」という事を大切にし、日本を変えるために「変えられない」ことは「変えられない」と当たり前に言え、「守る」べきものはしっかりと「守る」ことのできる企業人でありたいと私は思う。
宮内 修 プロフィール
アイシーズ株式会社 代表取締役 1973年3月に父 宮内 義彦(現オリックス株式会社 取締役兼代表執行役員・グループCEO)の次男として生まれる。 |
春山 満 プロフィール
株式会社ハンディネットワーク インターナショナル 24歳より進行性筋ジストロフィーを発症。現在首から下の運動機能を全廃。1991年ハンディネットワーク インターナショナル設立。幅広いネットワークと体験を通した独自の視点と着眼で、オリジナル商品の開発や大手医療法人・企業等のコンサルティングなど幅広く活躍。2003年、米国ビジネスウィーク誌にて『アジアの星』25人に選出。 |
ドラ息子企画 編集者 春山 哲朗
編集者 略歴 |