第68章「子どもの教育を学校に頼るなよ!親が叱って抱きしめる所から始まるンや〜!」
今回の放送で春山は子育てについて述べ、そして、政治も教育機関も、もはや崩壊しているとも強く述べている。今回の放送はかなり異論反論があると思うので、春山 満はきっと「かかってこんかい!!」 と、鼻息荒く待っているのだろう(笑)。子を持たない私にはちょっと難しい問題だが、やはり親に憧れを持てない子供が増えているような気がしている。因みに私が子供の頃、両親共々出張が多く、あまり家にいた記憶がない。ただ両親の大きな背中に憧れを持ち、過ごしてきた気がする。
さて、話は少し変わるが、最近出会えた、動物占いの産みの親であり個性心理學提唱者である弦本將裕先生が以下のような話をされている。
【杉の木の両親と松のこども】
昔々あるところに、杉の木の夫婦が住んでいました。同じ杉の木ですから、価値観も行動パターンも同じ。友達のように仲の良い夫婦でした。あるとき、この夫婦に待望の子どもが宿りました。夫婦はこれから生まれてくる子供のことを考えると嬉しさでいっぱいです。「せめて五体満足で生まれてくれさえすれば、それだけで幸せ」と神様にお祈りする毎日を過ごし、無事に丸々と太ったかわいらしい男の子が生まれました。しかし、個性は遺伝しませんので、生まれてきた子供は松の木でした。「個性」が強く出ない赤ちゃんの頃はよかったのですが、成長するにしたがい、両親の期待は裏切られることになります。杉の木の両親は、「木はまっすぐ空に向かって伸びるもの」と信じていましたが、松である我が子はくねくねと曲がりくねって、横に枝を伸ばして成長していったのです。このままではいけないと感じた両親は、何度も話しあってある決断をしました。夜、松の子どもがすやすやと寝息を立てて眠っている間に、横に伸びた枝をすべて切り落としてしまったのです。「お父さん、お母さん、痛いよ?!」「僕が何か悪いことをしたの?」「どうして僕を傷つけるの?」と子どもは叫びます。しかし、杉の木の両親は、松の子どもの言葉に耳を貸そうとはしません。「これが親の愛情だ」「大人になったらきっとわかるわ」枝を全て切り落とされてしまった松の子どもは、成長の芽も、可能性の芽も全部一緒に切り落とされてしまい、小さく萎縮してしまいました。その後も枝を切り続けられて育ったその子どもは、個性を否定され、自信を失った大人になってしまいました。
日本中で、世界中でこの物語と同じ悲劇が繰り返されています。大切な我が子にあなたは何を望みますか?子どもに本当に幸せになってもらいたいのであれば、個性の押し付けや価値観の押し付けよりも、温かく見守ってあげる子育てが今こそ、大切なのではないでしょうか?
個性心理學 所長 弦本將裕
(個性をのばす子育てのヒント満載!こどもキャラナビ 世界文化社より引用)
私にとっては未知なる領域だが、きっと皆様の子育てのヒントになるのではと思い今回は載せてみた。因みに「永遠の6歳児」である、わたくし宮内 修は、春山 満という憧れを持ち、やりたい事を徹底的にやり抜くという強烈な個性を持ちながら、日々生き抜きたいと思っている!
宮内 修 プロフィール
アイシーズ株式会社 代表取締役 1973年3月に父 宮内 義彦(現オリックス株式会社 取締役兼代表執行役員・グループCEO)の次男として生まれる。 |
春山 満 プロフィール
株式会社ハンディネットワーク インターナショナル 24歳より進行性筋ジストロフィーを発症。現在首から下の運動機能を全廃。1991年ハンディネットワーク インターナショナル設立。幅広いネットワークと体験を通した独自の視点と着眼で、オリジナル商品の開発や大手医療法人・企業等のコンサルティングなど幅広く活躍。2003年、米国ビジネスウィーク誌にて『アジアの星』25人に選出。 |
ドラ息子企画 編集者 春山 哲朗
編集者 略歴 |