第75章 「私たち1人1人の自己責任と自己選択が、この国日本なんだ!」
今回は私たちの祖国「日本」がテーマだ。春山は、デンマークを例に挙げ、国民が国を食い潰すと語っている。そして、「自己責任で自己選択が今の日本人にとって最も必要だ」と春山は提唱している。『自己責任で自己選択』、春山はよくこの言葉を使うが、私も自分の言葉のように使っている(笑)。全てはこの言葉に始まり、そしてこの言葉で完結する。例えば、政治のことで文句を言ったとしても、今の政党を支持した私たちの選択がこの結果を生み出した。これは紛れもない事実なのだ。だから私には日本がどうだの、政治がどうだの、と言う資格は何もない。
この自己責任で自己選択し自己判断で出した結果が正しい時もあれば、間違っている時ももちろんある。そんなことをただ自問自答し続けていても、何も解決には繋がらない。もし、間違いに気付いたのなら、自らの力で出来ることを即行動に移し、無理矢理にでも間違った事を修正しなければいけない。
私が祖国である「日本」に何らかの形で良い影響を与える為には、一企業を設立した立場として健全なる収益を得て、しっかり税金を納めていくのが使命だと思っている。私にとっては、政治に文句を言っている暇さえも無駄な時間だと感じている。
意味のない文句を言うのではなく、一人ひとりが小さな灯火でも片隅を照らし、これがいずれ万の光となり国を照らしあげる。
「万燈照国(ばんとうしょうこく)」
この教えを忘れてはいけない。
宮内 修 プロフィール
アイシーズ株式会社 代表取締役 1973年3月に父 宮内 義彦(現オリックス株式会社 取締役兼代表執行役員・グループCEO)の次男として生まれる。 |
春山 満 プロフィール
株式会社ハンディネットワーク インターナショナル 24歳より進行性筋ジストロフィーを発症。現在首から下の運動機能を全廃。1991年ハンディネットワーク インターナショナル設立。幅広いネットワークと体験を通した独自の視点と着眼で、オリジナル商品の開発や大手医療法人・企業等のコンサルティングなど幅広く活躍。2003年、米国ビジネスウィーク誌にて『アジアの星』25人に選出。 |
ドラ息子企画 編集者 春山 哲朗
編集者 略歴 |