第86章「右へ行ったらピンポン、左へ行ったらブー・・
人生がこんなくだらん二択のゲームやったら面白ろないで! 」
今回のテーマは人生の取捨選択についてだ。春山 満は、二択しかない人生なんて面白くないと思っている。確かに人生、選択と集中の連続であることも事実ではある。ただ、果たして自らが選択して選んだ方が全て正しいのであろうか?私の結論は、どちらを選んでも結果はあまり変わらない。
それはなぜなのか?さて、ここから春山の話に戻りたいと思う。『二択しかない人生なんて面白くもなんともない。』私もそんな人生は嫌だ。先程、人生は選択と集中の連続だと言ったが、安全策だけを選択し、そこばかりに集中するのではなく、例えリスキーな選択であっても自らが選択した事柄に対して集中し、一所懸命取り組んでいるか?という意味である。これは、『一生懸命』ではなく、『一所懸命』なのだ!選択がどうであったかなんて、結果どれを選んでもあまり変わらない。ただそこから大きく結果が変わるとすれば、それは選択したことをいかに必死でやったか。一つのことを懸命にやったか。そこに尽きる。
そして人生はこれからも選択の連続である事は間違いない。その局面は何度も訪れ、訪れる度に選択肢の中から一つを選び懸命にやる。そして、楽しく懸命にやる。私は人生なんてこの連続が一つになったものでしかないと思っている。人生、成功か失敗かではなく、「選択し懸命に楽しくやる」。個々の本能に従い、この自然な流れだけでいいのではないだろうか?
宮内 修 プロフィール
アイシーズ株式会社 代表取締役 1973年3月に父 宮内 義彦(現オリックス株式会社 取締役兼代表執行役員・グループCEO)の次男として生まれる。 |
春山 満 プロフィール
株式会社ハンディネットワーク インターナショナル 24歳より進行性筋ジストロフィーを発症。現在首から下の運動機能を全廃。1991年ハンディネットワーク インターナショナル設立。幅広いネットワークと体験を通した独自の視点と着眼で、オリジナル商品の開発や大手医療法人・企業等のコンサルティングなど幅広く活躍。2003年、米国ビジネスウィーク誌にて『アジアの星』25人に選出。 |
ドラ息子企画 編集者 春山 哲朗
編集者 略歴 |