第89章「文句ばっかり言って、おねだりばっかりして、
目先の良いことばっかりにこたえていると、日本、沈没してまうぞー! 」
今回の大きなテーマである「何を選び何を捨てるか?」。これは、私たちの人生でとても重要な選択の一つだ。
皆様はこの話をご存知だろうか?
「冷蔵庫に食料があり、着る服があり、屋根があり、寝る場所があるなら、世界中の人達の中でも裕福な上位25%の中に属し、さらに銀行に預金があり、財布にお金があり、家のどこかに小銭の入ったものがあれば、もっと裕福な上位8%の一人」
著書:世界がもし100人の村だったら(マガジンハウス)
様々な不安や不満があろうと、私たち日本人は世界から見ると上位8%に入る大富豪なのだ!世界と比較し、その恵まれた環境を鑑みれば、「何を選び何を捨てるか」ということは、チッポケなことなのかもしれない。それ以上に、今私たちが考えなければならないことは、自らの力で日本をそして世界を私たちが支えるにはどうすれば良いのかということだ。国が何かをしてくれる、与えてくれる、ということをただ求めるのではなく、国にどのような形で私たちが貢献できるのか?どのような国益をもたらすことができるのか?そのような考え方が私たちに必要であり、国力の維持、発展に繋がっていく。決して、現在の環境が当たり前のように継続し、与えられるという保証など何処にもない。
幸いなことに、世界から見ると現在の日本はまだ富裕層の上位8%に属している。だからこそ、思いきって勝負してみようではないか。
たとえ失敗したとしても、再び立ち上がり挑んでみようではないか。
今、私たちが動かなければ、変わらなければ、春山の予言通り、日本は沈没してしまうだろう。
宮内 修 プロフィール
アイシーズ株式会社 代表取締役 1973年3月に父 宮内 義彦(現オリックス株式会社 取締役兼代表執行役員・グループCEO)の次男として生まれる。 |
春山 満 プロフィール
株式会社ハンディネットワーク インターナショナル 24歳より進行性筋ジストロフィーを発症。現在首から下の運動機能を全廃。1991年ハンディネットワーク インターナショナル設立。幅広いネットワークと体験を通した独自の視点と着眼で、オリジナル商品の開発や大手医療法人・企業等のコンサルティングなど幅広く活躍。2003年、米国ビジネスウィーク誌にて『アジアの星』25人に選出。 |
ドラ息子企画 編集者 春山 哲朗
編集者 略歴 |