今回もゲストは櫻井よしこさんである。テーマは「若い人たちへのメッセージ」。その中で、日本人らしさとは?ということを話されている。
ん・・・これは中々深い。私も何とも答えられない。自分らしさとは?と聞かれてもわからない。私は「無」だと考える。日本人らしさも、自分らしさもないということである。
そもそも、そんなことどうでもいい。それよりも自分のやりたいことをやっているのだろうか?目標に向かって必死に動いているのだろうか?
自分のやりたいことをやり抜く。
わき目もふらずバカみたいにやる。
もう少し、それぞれがそういうことを考えなければならない。というより、それこそが戦後復興を遂げ、経済大国になった、日本人のDNAではないだろうか?戦後日本が貧しいとき、人々は必死に生きようとした。そして信じられないぐらい働いた。その時、日本人らしさとか、自分らしさなんて考えていたのだろうか?
そう考えると、自分のやりたいことや目標に向かって、脳から血が出るほど考える。原点はここではないだろうか?
今回で三回目の出演となる櫻井よしこさん。今回は絶対に伺いたいことがあった。それはこれからの日本の若者が生き抜いていくためのヒントだ。
消費への関心が薄れていると言われる、今の若者たち。車はいらない、旅行はいかなくてもいい、留学なんてする必要がない、給料もそこそこ貰えればいい・・・。今の若者を象徴するキーワードとしてよく報道されている。ただ、そんな若者に育てたのは一体誰なのか?もちろん日本の景気や環境が大きく関わっていることはわかっている。しかし、もとをたどれば全て親につながる。躾をしなくなり、教育が崩壊し、そんな環境で育った子供たちを責める大人たち。僕は“ゆとり世代”という言葉が大嫌いだ。特にこのカテゴリーを作った大人たちが「最近の若者はゆとり教育で育ったからダメだ」と言っている。こんなバカな大人とは絶対に付き合ってはいけない。
僕も若者の一人だが、同世代やこれから社会へ出る学生に言いたい。志を持ち、この人はと思える憧れの先輩を真似て学んで、そして脳から血が出るほど考え、目の前のことに愚直に行動すれば、必ず自らが描いた目標に近づくと。大多数の批判を受けても、態度を変えず行動していれば必ず同志に出会う。せっかく生き抜くんだったら、本気で行動しようじゃないか!そして、僕たちで新しい日本を創ろう!
一燈照隅 万燈照国
株式会社あすき 代表取締役 会長 1973年3月8日 東京都生まれ。 |
株式会社ハンディネットワーク インターナショナル 春山 満の長男として1985年に生まれる。
高校を卒業後、ハワイの大学へ留学。その後アメリカ ネバダ州のUniversity of Nevada, Las Vegasへ編入。
2007年10月、春山 満からビジネスを学ぶため、株式会社ハンディネットワーク インターナショナルへ入社。
2012年7月、同社 取締役に就任。
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24歳より進行性筋ジストロフィーを発症。首から下の運動機能を全廃。1991年ハンディネットワーク インターナショナル設立。幅広いネットワークと体験を通した独自の視点と着眼で、オリジナル商品の開発や大手医療法人・企業等のコンサルティングなど幅広く活躍。2003年、米国ビジネスウィーク誌にて『アジアの星』25人に選出。 |