今回は哲朗社長の新規事業の話。新たに旅行業をスタートさせたそうだ。家族が介護状態になってもできる旅行のご提案。これは哲朗社長が父である春山 満との実体験から考えたようだ。春山家は私から見てもとても仲が良く、家族旅行にもよく行っていた。春山家はみんな介護が日常になっているから自然にこなせる。ただ普通は、なかなかそうはいかない。旅行に連れて行くなんて考えられない。行きたくても行けない。旅行に行っても介護に疲れる・・・。いくら身内でもそうなってしまう。しかし、無理をしてでもたまには環境を変えないといけないと思う。『思いっきって旅行に行くぞ!』、そんなとき哲朗社長の会社が旅行のフォローをしてくれる。環境を変えれば見え方も考え方も変わる。あなたの介護を、そして家族をフォローする旅行ビジネスだ。 哲朗社長の会社にフォローをしてもらいながら、思いきって旅行をしてみませんか?きっと、家族の絆がもっと深くなることだろう。
今回の内容は弊社の新サービスの全貌である。弊社は日本の医療・介護業界を変えると旗を揚げ今期で29期目を迎えている。これまで色んな商品やサービスの開発をしてきたが、満を持して新サービス『グッドタイム トラベル 〜あきらめていた家族旅行を、もう一度。〜』をスタートさせた。一言で説明すると身体が不自由になっても、心に不安を覚えても行くことができる旅行をプロデュースすることだ。僕は父 春山 満と29年間共に旅行をしてきた。父は僕が生まれた時から車いすに乗り、30代後半には首から下の筋肉を全廃した。そんな家族がいる中でも一緒に旅をしてきたのだ。僕らが小・中学生の時には夏は海、冬・春はスキーと障がい者がいる家庭とは思えない旅行だった。この経験を通し、今となって思うことがある。それは、ベタな表現だが「家族の絆」の大切さだ。日本は超高齢社会に突入している中で、未だ高齢者へのサービスが全く充実していない。一言でいうと楽しみがない!身体が衰えると共に心の不安を感じるようになる。本当はあれもしたい、これもしたいと欲はあるのに、これをすると誰かに迷惑がかかるというように遠慮しがちになってしまう。一方で、介護施設やレンタル業などのサービスは充実してきたが、エンターテインメントが全く欠けている。そこで、僕は“グッドタイム トラベル”という旅行業を立ち上げた。僕は超重度の障がい者と29年間旅行をしてきたからこそ諦めている方に言いたい。「家族旅行をもう一度。絶対に諦める必要はない」と。 詳細は下記ページをご参照下さい。
新プロジェクト http://www.hni.co.jp/goodtimetravel/
株式会社あすき 代表取締役 会長 1973年3月8日 東京都生まれ。 |
株式会社ハンディネットワーク インターナショナル 春山 満の長男として1985年に生まれる。
高校を卒業後、ハワイの大学へ留学。その後アメリカ ネバダ州のUniversity of Nevada, Las Vegasへ編入。
2007年10月、春山 満からビジネスを学ぶため、株式会社ハンディネットワーク インターナショナルへ入社。
2012年7月、同社 取締役に就任。
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24歳より進行性筋ジストロフィーを発症。首から下の運動機能を全廃。1991年ハンディネットワーク インターナショナル設立。幅広いネットワークと体験を通した独自の視点と着眼で、オリジナル商品の開発や大手医療法人・企業等のコンサルティングなど幅広く活躍。2003年、米国ビジネスウィーク誌にて『アジアの星』25人に選出。 |