今回は先日の公開収録の模様を二週連続でとりあげる!この公開収録、私も参加させていただき、話も少しさせてもらった。そこで感じたことは、春山 満は今も生き続けている・・・。
本当に一番弟子ながら感無量だった。
リスナーの皆様がたくさん発言してくださった。「その中でコップ一杯の水」の話があった。
春山 満が常日頃よく言っていた話である。コップの中に三分の一の水が入っていてそれをどう思うか?もう、たったこれだけしかない・・・と嘆くのか?それとも、ラッキー!まだ三分の一もあるじゃないか!!と思うのか・・・。さて皆様はどちらだろうか?
春山 満は難病にもかかわらず、これだけの影響力を残して亡くなった。難病になっても、まだ残された機能があるではないかと懸命に生きた。要するにものは考えよう。心も病気になるが、身体のように鍛えあげることもできるのだ。感情を鍛える。これは春山 満が実践したこと。何度も何度も同じ言葉を繰り返し話してきた。講演会で社内で・・・、そして自分自身の心の中で。
いい言葉をどんどん口にすれば、感情が鍛えられる。これは誰でも実践できる。是非何度も繰り返し言ってください。
きっと春山 満に近づける!大丈夫や?!!
前番組「春山満の若者よ、だまされるな!」を昨年4月に引き継ぎ、新番組「失くしたものを数えるな!大丈夫や〜!!」となって初めての公開収録イベントを行った。本当にたくさんのリスナーの皆様にご応募いただき、また会場に足を運んでいただき、大盛況のうちに終えることができた。
とにかく印象に残ったのは、ご参加くださった皆様の胸の中に、しっかりと春山 満の教えが刻み込まれているということだ。イベントでも皆様と約束したが1000回記念放送は京セラドームでやろう!と。今となって言えることだが、父が亡くなった後、正直番組を継続しようか迷いに迷った。僕に何が伝えられるのか?春山 満の息子であっても、春山 満でなければ意味がないのではないか?こんな事を考え、現在番組の準レギュラーでもありコラムを一緒に書いている宮内兄貴に相談した。答えは一言「絶対やれ!」。その一言に背中を押され、不安な気持ちもありながら、与えられた役割に責任をもち、やり続けてきたつもりだ。
改めて思うが、何事も初めて行うことは誰もが不安や恐怖を感じる。しかし、ここで逃げたら何も身に付かない。不安と恐怖に立ち向かい、その渦中で“やれた!”という事が結果的に自信となる。だから今でも不安と恐怖はいつも僕の中で渦巻いている。そんな中、リスナーの皆様を目の前にしてイベントを行うということは、更に不安と恐怖が襲いかかってくる。それでも役割を果たすべく立ち向かう。
自信というのは得意絶頂の時につくものではなく、この不安と恐怖を乗り越える時につくものだと、番組を通じてリスナーの皆様から教えてもらったような気がする。
株式会社あすき 代表取締役 会長 1973年3月8日 東京都生まれ。 |
株式会社ハンディネットワーク インターナショナル 春山 満の長男として1985年に生まれる。
高校を卒業後、ハワイの大学へ留学。その後アメリカ ネバダ州のUniversity of Nevada, Las Vegasへ編入。
2007年10月、春山 満からビジネスを学ぶため、株式会社ハンディネットワーク インターナショナルへ入社。
2012年7月、同社 取締役に就任。
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24歳より進行性筋ジストロフィーを発症。首から下の運動機能を全廃。1991年ハンディネットワーク インターナショナル設立。幅広いネットワークと体験を通した独自の視点と着眼で、オリジナル商品の開発や大手医療法人・企業等のコンサルティングなど幅広く活躍。2003年、米国ビジネスウィーク誌にて『アジアの星』25人に選出。 |