今週のゲストも・・・。恐縮です。わたくし、宮内修です。
さて、今回のテーマは「自由」。まあ誰もが憧れる。では自由を得るにはどうすればよいのか?それは簡単だ!脳から血〜でるほど考えて、懸命に努力すること。だってそれしかないじゃないですか?
例えば・・・
・投資で1億円!
・このビジネスで大成功!
・お金に困らない方法!
これまでに、こんなタイトルの本やセミナーをみたことないだろうか?
もしこれらが真実なら、いとも簡単に自由を得られる。
でもね、もしそうであれば、世の中はすでに億万長者だらけ、日本はそれはそれは潤う。
しかし、そんなことは簡単には有り得ない。動物が全てライオンだったら動物界は成り立たない。それと同じである。
要するに、今生きているということは、それぞれ世の中に役割があるということ。自由人と見られていても、自由と同じぐらいの重さの責任を担っている。だからね、それぞれの役割を思いっきり生きること。自由なんてそう簡単にはないと割り切って考えたほうがいいのかもしれない。
私自身ラジオの中で小さい自由が持てると言ったが、毎日缶ビール飲んで、「あー今日も疲れた」と言っているぐらいのささやかな自由である。
自由を唱えるのであれば個々の使命感を考えるべきだと思う!
今回は番組でもお馴染みとなった宮内兄貴と「自由」について語った。最近、僕が痛感すること、それは「自由」がいかに厳しく難しいかということだ。例えば、会社の上司から「A商品を改良して新しい商品を作ろうと思うが、何か新しいアイデアはないか?」と訊かれたとする。すると、まずA商品について、お客様から支持されているポイントは何か、逆にクレームポイントは何かなど、これまでの実績から分析して更に良い商品にすることを考える。
しかし、「これから新事業をやろうと思うが、何かアイデアを出してくれ」と言われたらどうだろうか。正にこれが自由に考えるということだ。当然ながらまずは今やっていることの延長線上でものを考えるだろう。ただ、誰も今の延長線上で考えろとは言っていない。今の延長線上というのは考える者にとって考えやすいことなのだ。
自由というのは誰もが求めるものではあるが、それを活かせる環境にあっても自由を理解できずにいる人にとっては、害でしかない。自由という事の本質を理解できないのであれば、自由を求めるのではなく、今ある環境、そのルールの中でいかに活躍できるかに考えをシフトさせるべきなのだ。
株式会社あすき 代表取締役 会長 1973年3月8日 東京都生まれ。 |
株式会社ハンディネットワーク インターナショナル 春山 満の長男として1985年に生まれる。
高校を卒業後、ハワイの大学へ留学。その後アメリカ ネバダ州のUniversity of Nevada, Las Vegasへ編入。
2007年10月、春山 満からビジネスを学ぶため、株式会社ハンディネットワーク インターナショナルへ入社。
2012年7月、同社 取締役に就任。
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24歳より進行性筋ジストロフィーを発症。首から下の運動機能を全廃。1991年ハンディネットワーク インターナショナル設立。幅広いネットワークと体験を通した独自の視点と着眼で、オリジナル商品の開発や大手医療法人・企業等のコンサルティングなど幅広く活躍。2003年、米国ビジネスウィーク誌にて『アジアの星』25人に選出。 |