今回は春山 哲朗社長の新しいビジネス、“グッドタイム トラベル”に関してのお話。『あきらめていた家族旅行を、もう一度。』をコンセプトに積極的に活動されている。今回はあるご家族旅行を事例として取り上げられ、大変喜ばれ、最後はとても仲良くなり、旅行を終えられた模様を話されている。お客様に喜んでいただく・・・このことは、どの企業にとっても大切なことである。
そして喜んでいただくこと以上に大切なことは、仲良くなることだと思う。喜んでいただくこと、それは当然なことである。その先にあるのが、仲良くなるということである。その先というのは、喜びの後に感動と笑いがおき、その結果仲良くなるということである。友達付き合いだって同じではないだろうか?気が合うということは、喜びと感動と笑いを共有できることではないだろうか?だからこそ長く付き合える。所謂腐れ縁ってやつ。
ビジネスにおいても当然同じである。喜びを味わい、その後に感動と笑いがあれば上顧客・リピーターになっていただけるのである。春山 哲朗社長の会社の「ディプスリー」という商品はまさにこれである。商品の質で喜び、先代社長春山 満のエピソードで感動し、時にそれは笑いも交えている。そうすることで距離が近くなっていく。要は仲良くなっているということ。
そう考えると喜び、感動、笑いで仲良くなる。それがビジネス成功への一番の近道ではないだろうか?
今回は僕がこの2月からスタートした新事業『グッドタイム トラベル』についての話をした。まだ立ち上げたばかりだがたくさんのお問合せを頂き、そしてこれまで旅行を諦めていた方々の“家族旅行”を実現できている事は本当に嬉しい。ご旅行に同行させて頂き改めて感じること、それはいかにお客様の心を支えるか、そして一緒に旅行されているご家族の心を支えるかに尽きる。
ご高齢になると要介護のご本人は家族に迷惑をかけるからと旅行を諦めがちになり、ご家族は両親と一緒に旅行をしたいけれど介護できないと諦めてしまわれる。僕はそんな方々に「諦める必要はない」と今もラジオを中心にメッセージを発信し続けている。
僕は父を亡くし気付いた。人間の健康というのはどれだけ体が元気だとしても、心が元気でなければ本当の健康とは言えないということを。高齢になれば皆等しく体は衰えていく。しかし、できることが限られた中でも、いかに心を輝かせて過ごすかが本当に重要だと僕は思っている。「体を支え、心を支え、家族を支え」こんなサービスや商品をこれからも開発し続けたいと思っている。
株式会社あすき 代表取締役 会長 1973年3月8日 東京都生まれ。 |
株式会社ハンディネットワーク インターナショナル 春山 満の長男として1985年に生まれる。
高校を卒業後、ハワイの大学へ留学。その後アメリカ ネバダ州のUniversity of Nevada, Las Vegasへ編入。
2007年10月、春山 満からビジネスを学ぶため、株式会社ハンディネットワーク インターナショナルへ入社。
2012年7月、同社 取締役に就任。
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24歳より進行性筋ジストロフィーを発症。首から下の運動機能を全廃。1991年ハンディネットワーク インターナショナル設立。幅広いネットワークと体験を通した独自の視点と着眼で、オリジナル商品の開発や大手医療法人・企業等のコンサルティングなど幅広く活躍。2003年、米国ビジネスウィーク誌にて『アジアの星』25人に選出。 |