今回もゲストは、哲朗社長の同級生でミュージシャンの北川さん。そして、テーマは「スタートライン!」。いつでも、どこでも、どんな状況でもスタートは切れるということである。間違いなくこういう思いで、スタート切ることが大切だと思う。
ただ、現実はそんなに甘くない。どんな業界へ行っても夢を叶える可能性は、1%未満だと思う。これを聞いてもなお突き進んで行けるか行けないのか?それは人それぞれの考え方。
それに、そもそも夢なんてあった方がいいのか?春山 満は夢なんて見る時間もなかった。1日1日なりふり構わず死に物狂いで働き生き抜いた結果、これだけの功績を残し、亡くなってなお、影響力を残し続けている。
夢を見るもよし、見ないもよし。
どちらにしても1日1日を大切に、寝る頃にはもう何もできないぐらいヘトヘトになる。
そうすれば、いつでも光は見えてくるのではないだろうか?
何事も新しいスタートというのは清々しく心が躍る。夢や目標を持ち、立ち向かう。まず初めの一歩を踏み出すことがとても重要だ。しかし、スタートを切ってからもっと重要なことがある。それは我慢し信念を曲げずやり続けられるかということだ。
僕は今日本の高齢者サービスの価値を変える商品・サービスを開発している。価値を変えるということは1年2年でできるものではない。ただ常識の裏の非常識をどうしても変えたいと思うようになった。実際にサービスとして提供し始め、まだまだ軌道にのっているとは言い難い。しかし、そんなことは大きなタイムスケジュールの中で折り込んでおかなければいけない。大きな夢、目標、憧れはそんな簡単に辿り着けない。
宮内兄貴は本当に夢を持った方がいいのか?と言われているが、僕は持った方がいいと思う。僕にとっての夢とは世界地図と同じ。辿り着きたいと強烈な目標を持つからこそ近づいていける。ただ目標や夢を掲げたからといって皆が辿り着けるか?それは宮内兄貴が言うように1%に満たないかもしれない。遭難する人もいれば溺れてしまう人もいるだろう。日本の人口は約1億2600万人でその1%というと126万人。1%ときくと物凄く低く感じるが、126万人と表現すると、いける気がしないだろうか?笑 モノゴトを難しく考えるのではなく楽観的に考えることも時には必要だ。
これから新しい門出に立っている人は勇気を持ってスタートをきってほしい。但し、我慢の時期も必ずあることを忘れずに。
株式会社あすき 代表取締役 会長 1973年3月8日 東京都生まれ。 |
株式会社ハンディネットワーク インターナショナル 春山 満の長男として1985年に生まれる。
高校を卒業後、ハワイの大学へ留学。その後アメリカ ネバダ州のUniversity of Nevada, Las Vegasへ編入。
2007年10月、春山 満からビジネスを学ぶため、株式会社ハンディネットワーク インターナショナルへ入社。
2012年7月、同社 取締役に就任。
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24歳より進行性筋ジストロフィーを発症。首から下の運動機能を全廃。1991年ハンディネットワーク インターナショナル設立。幅広いネットワークと体験を通した独自の視点と着眼で、オリジナル商品の開発や大手医療法人・企業等のコンサルティングなど幅広く活躍。2003年、米国ビジネスウィーク誌にて『アジアの星』25人に選出。 |