今回は放送100回記念!公開収録の模様をお送りする。ゲストはパーソナリティの野村啓司さん。話の中で「失くしたものを数えるな」という言葉について触れている。この言葉・・・もちろん一番弟子の私は特に肝に銘じている。ただ人生生きていると理不尽なことばかり。そうなるとつい、この大事な言葉を忘れてしまう。
例えば、会社で大きな損失をだしたり、恋愛がうまくいかなかったり、怪我をしたり・・・
生きていると大なり小なりいろんなことが日々起こる。それでも私たちは前に進まなければならない。生きて行かねばならない。
戦後、困難な中、この国をここまで復興させた日本人のDNAがある。そのとき、振り返らない。過去はもどってこない。過去は亡霊と同じである。
だから「失くしたものを数えるな」と何度も心の中で繰り返し、泣いても、悔しくても前に進むしかない。そして前を向いて行動した分、新しい何かが見えてくるのではないだろうか。
「失くしたものを数えるな」と、日々噛みしめ、この瞬間を悔いのないように生きてみよう。
今回の放送はMBSラジオ『失くしたものを数えるな!大丈夫や〜!!』の100回放送を記念し公開収録を行ったときの内容である。父 春山 満が2011年4月から2014年3月末までパーソナリティを務めた番組『春山 満の若者よ、だまされるな!!』を含めると250回を超えている。父は冗談半分で1000回放送までやろうと公言していたこともあり、その意思を継ぎ今のところ毎週放送できている。
これまで、とにかく必死で放送してきた。内容が面白くなくなってはいけないし、面白さだけに引っ張られ本質を外してはいけない。プレッシャーを感じながら毎週放送している。年に2回聴取率の調査があり、そこで番組が聴かれているかどうかの成績表がでる。引き継いだ当初は数字が落ちたが、昨年からまた伸びてきている。
自分の番組となり、100回を迎えて気付いたことがある。志を持ち勇気を出してチャレンジすれば決して無駄はない。志があって失敗したことは糧となり、成功したことは自信となる。この繰り返しが自分自身を成長させるのだと。1000回目を迎える時にはまた新しい気づきがあるのではないかと今からワクワクしている。この目標達成のために、毎回1回ずつをしっかりやり続けようと思う。
株式会社あすき 代表取締役 会長 1973年3月8日 東京都生まれ。 |
株式会社ハンディネットワーク インターナショナル 春山 満の長男として1985年に生まれる。
高校を卒業後、ハワイの大学へ留学。その後アメリカ ネバダ州のUniversity of Nevada, Las Vegasへ編入。
2007年10月、春山 満からビジネスを学ぶため、株式会社ハンディネットワーク インターナショナルへ入社。
2012年7月、同社 取締役に就任。
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24歳より進行性筋ジストロフィーを発症。首から下の運動機能を全廃。1991年ハンディネットワーク インターナショナル設立。幅広いネットワークと体験を通した独自の視点と着眼で、オリジナル商品の開発や大手医療法人・企業等のコンサルティングなど幅広く活躍。2003年、米国ビジネスウィーク誌にて『アジアの星』25人に選出。 |