テーマは、「人生は生きた長さなのか生き抜いた日々なのか・・今日を大事に生きようぜ!」。今回の放送を聞き、改めて2012年3月11日に放送された春山 満の「若者よ、だまされるな!」を聞いてみた。私が思うに、この放送を何度も聞くだけで、きっとたくさんの方々の人生観は変わる、それぐらい心に突き刺さる、「ツボ」をついた内容である。
是非、皆様も改めてお聴きになっていただきたい。
http://www.mbs1179.com/haru/1331393835.shtml
さて、今回の放送では、身体の衰えよりこわいのは「気の衰え」という話をしている。やる気が出ない、うまくいかなくて投げ出したい、人との付き合いが上手くいかない・・・などなど。誰にでもそんな日はある。そんなときは、結局イライラしたり、ヤケになったりして、一日無駄な時間を過ごしがち。これは完全に気が衰える行動で、気が乱れているのである。
人生で、何があっても見失ってはいけないこと、それは本当にどうなりたいのかという憧れである。憧れを強く持っていれば、少々のことではぶれない。実は、憧れとはそんな大げさにことではない。どこか行くためにお金を貯める。かっこよくなるためにダイエットする。こんなことでいい。大事なことは、そのために今日何をするのか?ということ。
今日・・・憧れのために何をしなければならないのか?どんな行動をとればいいのか?何度も自分に問いかけているか?・・・たったこれだけのこと、必死に毎日やっているといえるか?小さい積み重ね、一瞬ムダだと思うことでも、大切にすることが、明日に繋がり、そしてまた新しい憧れが待っているのではないだろうか・・・。
僕は父 春山 満の生き方を見てきて、人生は長さだけが重要ではないと痛感させられた。一般的に60歳で生涯を終えることは早いかもしれないが、父の人生はかなり濃縮されていた。24歳で進行性筋ジストロフィーを発症してから全力疾走で駆け抜けた人生だった。
改めて思うことは、自分が与えられた役割や責任をしっかり果たし、そしてないものねだりをしないということ。大きな目標を掲げ今日一日を懸命に生きることから始めなければいけない。身体が元気なことだけが健康ではない。心身共に健やかで初めて健康といえる。
一生一回きりの人生。大いに暴れて、楽しんでいきたいと思う。
株式会社あすき 代表取締役 会長 1973年3月8日 東京都生まれ。 |
株式会社ハンディネットワーク インターナショナル 春山 満の長男として1985年に生まれる。
高校を卒業後、ハワイの大学へ留学。その後アメリカ ネバダ州のUniversity of Nevada, Las Vegasへ編入。
2007年10月、春山 満からビジネスを学ぶため、株式会社ハンディネットワーク インターナショナルへ入社。
2012年7月、同社 取締役に就任。
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24歳より進行性筋ジストロフィーを発症。首から下の運動機能を全廃。1991年ハンディネットワーク インターナショナル設立。幅広いネットワークと体験を通した独自の視点と着眼で、オリジナル商品の開発や大手医療法人・企業等のコンサルティングなど幅広く活躍。2003年、米国ビジネスウィーク誌にて『アジアの星』25人に選出。 |